長いものには巻かれろ。
2012.10.01
「サルティーは麻薬ストールです。」すごく印象に残っているお客さまの言葉。その方曰く、毎シーズンほしくなってつい買ってしまうと。わかるわかる!サルティを愛用する者の一人として、大げさでもなんでもなく、素直に共感できる。 その理由はなんといっても、クオリティの高さとバリエーションの多さ。ファリエロ・サルティは世界の有名メゾンに生地を提供する1949...
DIGAWELのものづくり。
2012.09.01
ナカモトさん、こんにちは。お手紙を頂いたようで嬉しいです。さて、それでは、返信しないとですね。ナカモトさんともなんだか長い付き合いになってきましたね。僕たちとしては、すごく信頼できるパートナーと思っています。これからも、よろしくお願いします。>DIGAWELのシャツが世で騒がれ始めた頃お店に立ち寄った時、私にはシャツより財布の方が強く自分に呼...
大人の隠れ家、ダッチオーブンの森へ。
2012.08.01
“ダッチオーブンの森”。名前を聞いただけでなんだかワクワクしてくる。いったいどんな森なんだろう・・・ドキドキしながら広島県三次市へ車を走らせる。ついた場所は平田観光農園。ぶどう、桃、プラム、りんご、なし、いちご・・・なんと150品目の果物を楽しむことができる大きな農園だ。中央にあるログハウス裏手に広い駐車場があり、そこの一角にあるダッチオーブンの森...
蚊遣りのある風景
2012.07.01
子どもの頃、蚊遣りは私たちの暮らしのすぐそばにあって、お馴染みの夏の風景だった。その後、どこもかしこもキンキンにきいたエアコンがあたりまえとなり、めっきり姿を見かけなくなった。そして、節電やエコに注目が集まるようになった今、再びやって来た、蚊遣りの出番! 窓を開けて、漂う香り、自然の風と過ごしてみよう。その風景はきっと、暮らしの中に懐かしさとやすら...
うまいビールが、もっと上手い。
2012.05.01
おつかれ〜! ビアグラスを手にすると、この言葉がつい出てしまう。ビールには、飲む人を開放的な気分にさせる魅力がある。そんなビールをより楽しめる店がここ、RAKU BEERだ。道路に面した店内はオープンな雰囲気で、どのテーブルからも見渡せる場所にニョキニョキと15本、カウンター横にある2本のハンドポンプとあわせると合計17本の注ぎ口が。RAKU BE...
香りと旅する。
2012.04.01
ホテルフレックス。というよりも、昭和生まれの私にとっては、阪神タイガースの宿舎「吉川ホテル」のイメージが強い。広島も国際都市となり、外資系から大手グループホテルが存在する中、それらと比べて特出するところはないけれど、ここは何か、よそにはない広島らしさを持っている。客室から外を眺めてその理由がわかった。目の前に川が見える。それも、一つの川が二股になり...
めしとれ!
2012.03.01
宮島といえば、しゃもじ。しゃもじと言えば、宮島。宮島町のある広島県廿日市市。国道2号線を瀬戸内海沿いに走り、踏切を横切る。少し坂を上がっていくと、閑静な住宅地の中にある山里的な雰囲気の場所にたどり着いた。倉本杓子工場。よく整頓された作業場、木の梁がむき出しの高い天井。窓からはキラキラと自然光が降り注いでいる。ふと隣を見ると、カメラマンの目もキラキラ...
シャルロット・ペリアンと広島
2012.02.01
1940年、フランスからはるばる船に乗って日本にやって来た、一人のフランス人女性がいます。彼女の名はシャルロット・ペリアン。建築界の巨匠、ル・コルビュジエとの共同作業により数々の名作をこの世に送り出し、戦中・戦後、日本のモダンデザインの発展に大きな影響を与えています。refnet.tvでは、1月21日から広島市現代美術館で始まる「シャルロット・ペリア...
学べる料理店
2012.02.01
広島市中区の静かな住宅街にある「うまい菜屋」は、一言で言うと、マクロビランチのお店。マクロビとは、マクロビオティックの略で、時々耳にはするが、一般的にはまだあまり馴染みのない言葉かもしれない。マクロは大きい、ビオは生命、ティックは術や学、と説明すると、なんだか難しくて、読み進めるのがおっくうになりそう・・・。なので、シンプルに言うとつまりは「健康で...
サル・サル・サル
2011.12.01
広島に初めて誕生した外資系ホテル、シェラトンに行った時のこと。新しいホテルの窓から外を眺め、ふと足下に目をやると、昭和というよりも戦後の雰囲気が残るエリアが広がっていた。路面電車で広島駅から一つ目の猿猴橋町の停留所周辺。古い雑居ビルが密集したこのエリアは、10年以上前から再開発の話が出ては頓挫を繰り返している。開発が宙ぶらりんのままシャッター街化して...